【敏感肌歴25年が語る】ｄプログラムが合わなくなったと思ったら試して欲しい化粧水7選

敏感肌でお悩みの方なら一度は手にしたことがあるｄプログラム。

お守りのような存在で10年以上愛用していたのに、ある日突然付けたとたんしみる。しかもちょっとかゆみもある...。

色々調べてみたら「ｄプログラムは敏感肌寄りの普通肌向け」というコメントが。

「おぉ私もこれで完璧に敏感肌に仲間入り！(ｳﾚｼｸﾅｲ)」なんて思いつつ、白色ワセリンやヒルドイドクリームで様子見しても改善する気配もない。

「敏感肌歴25年なめんなよ！」とよくわからない意地から、友人たちが使っているという化粧水を片っ端から敏感肌聞いてまわり一通り試してみました。

その結果、試して良かったdプログラムが合わなくなったと思ったら試して欲しい化粧水を7つを紹介します。

※乾燥している状態の時だったので、脂性肌(オイリー肌)の方には参考にならないかもしれません。

花粉だけではなく、夏場はエアコンで乾燥、秋は季節の変わり目で肌が終わった...と肌悩みは尽きないので、そんなときにちょっとでも参考になれば嬉しいです。

この記事を見ていただければ、私の行動力をわかっていただけるかと思います。(ガチで試してるんや)

化粧水迷子に試して欲しい敏感肌向け化粧水７選

カサカサ・乾燥が気になるときに使いたい化粧水

イブニーズ ローション

知る人ぞ知る敏感肌向け化粧水の名品！

成分表
水,ＢＧ,グリセリン,ＰＥＧ－３０,エリスリトール,ＰＥＧ－６０水添ヒマシ油,ＰＥＧ－９０Ｍ,クエン酸Ｎａ,ココイルアルギニンエチルＰＣＡ,クエン酸,トコフェロール,フェノキシエタノール
※商品の改良や表示方法の変更などにより、実際の成分と一部異なる場合があります。実際の成分は商品の表示をご覧ください。
引用元：ワタシプラス「イブニーズ ローション」

ここへたどり着くまで、肌を犠牲にしながら敏感肌向けで有名なものは一通り試してきましたが、しみないけどベタベタするだけで保湿力が足りない、サラサラしてるけど付けると小さいニキビができやすくなるなどどれもしっくりこない！

花粉なのかじんましんなのか、荒れすぎててカサカサで何を付けても悪化するだけで悩んでいたときに、敏感肌の叔母に教えてもらったのがイブニーズとの出会いでした。

と調べてみたら、イブニーズ ローションのことでした。(名前くらい覚えとこや叔母よ)

叔母の言葉を信じ、すぐに買いに走りましたが何件もドラッグストアをはしごしても見つけられなかったので、送料無料の資生堂の公式オンラインショップで購入。

恐る恐る腕の内側でパッチテストをしてみたところ...しみない！かゆくならない！これなら顔にも付けられるぞ‼とさっそくお風呂上がりに使ってみたら、おおおおぉぉ。

保湿が物足りないと顎や眉間に白ニキビができることがあるのですが、イブニーズはそういうのもない。

翌朝のお手入れにも使ってみると、化粧直しをするときにファンデーションの上から粉が吹いてない‼

粉が吹いていないだけで、夕方でも肌が綺麗に見えるなんて！もっと早く出会いたかった～！

普通の肌のときの真夏は特にdプログラムのブライトニングクリアの方がいいのですが、ゴリゴリの乾燥で肌が荒れているときは、dプログラム＜ドゥーエ≪イブニーズという感じでイブニーズ最高‼

良いもの教えてくれてありがとう叔母よ。

イブニーズ ローションの不満なところ

• 販売しているお店が少ない
• ちょっと高い
• 瓶なので持ち運びしにくい
• 年齢肌向けにもうちょっと美容成分を入れて欲しい
• お試しセットがない

敏感肌×オイリー肌に悩んでいる10代の妹には、イブニーズよりアベンヌウォーターやイハダの化粧水の方が良かったよう。

もしかしたらイブニーズは、年齢による内側からの潤いが減ってきた肌向けかもしれない。

敏感肌向けうるおい重視でシンプルな成分なのは仕方がないのですが、もうちょっと美容成分が入っててくれると嬉しいかな。

敏感肌より目元や口元が気になるなら、dプログラムのバイタルアクトの方がいいかも。

4,400円とそんなに安くないはないので、乾燥で悩んでいない10代～20代の敏感肌であれば、プチプラのイハダやサラサラなテクスチャーのドゥーエから試してみてもいいかも。安くて肌に合うに越したはないからね。

30オーバーで乾燥、敏感肌で悩んでいるなら試して損はないと思う。

イブニーズ ローションの詳細を見る

アルージェ スキントラブルケア

繰り返す肌トラブルに！敏感肌向け化粧水の最後の砦

［有効成分］
グリチルリチン酸2K、ε-アミノカプロン酸
［その他の成分］
水、BG、濃グリセリン、ペンチレングリコール、イザヨイバラエキス、オウゴンエキス、カワラヨモギエキス、クリサンテルムインディクム抽出液、ゼニアオイエキス、トリメチルグリシン、ビオセラミド、グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液、米ヌカエキス、ジ（カプリル・カプリン酸）ネオペンチルグリコール、植物性スクワラン、フェノキシエタノール、粘度調整剤、pH調整剤
引用元：アルージェ公式HP「商品ラインアップ　スキントラブルケア」

初めて名前を聞くという方もいるかもしれませんが、アルージェは「風邪薬のジキニン」で有名な全薬工業が開発したスキンケアシリーズです。

皮膚科の帰りに立ち寄った薬局で、おすすめされ使い始めたんですが美容液みたいなとろみがあるテクスチャーが、ひび割れカサカサのお肌を優しく包んでくれる。

このとろみ、まさに砂漠のオアシス！

普段とろみのある化粧水はあまり好みではありませんが、肌が瀕死のときにこのとろみの良さに気付きました。

アルージェからは4種類の化粧水が販売されているのですが、その中でもスキントラブルケア リキッドはもうこれ以上ないくらい瀕死の肌でも使えるお守り化粧水です。

花粉×じんましんで顔中を搔きむしった肌でもスキントラブルケアを1本使い切る頃には、他の化粧水を使ってもしみないくらいのお肌には戻っていました。

肌荒れがひどいときは肌が綺麗になるとかそういうこと以前に、通常時の肌になればそれだけで御の字なので、この1本に出会えて本当に良かったと思います。

アルージェ スキントラブルケアを購入する

大手ドラッグストアではだいたい取り扱いがあり購入しやすいのも良いのですが、ネットで買う方が安くてポイント付くので2個目以降はずっとネットで買ってます。(ごめんね薬剤師さん)

アルージェ スキントラブルケアの不満なところ

3,000円ちょっとで35mlしか入ってないのでやっぱりちょっと高い。

濃グリセリンが入っているので、まあほんと極限に乾燥した肌向けに作られているのかなという使い心地なので、調子良い肌に使うにはヘビーすぎる。

「繰り返す肌トラブルに」ってパッケージに書いてあるだけあって、あくまで肌の調子が悪いとき用って感じなんですよ。

普通の化粧水みたいに肌を整えてっいうのではなく、今より悪くならないようにしよーねって感じなので、肌の調子が良いときには全然物足りないので、日々のお手入れのため用ではなくどんなに調子が悪いときでも使えるお守り化粧水として置いていますがやっぱりちょっと高いのですすめにくい。

でも、「もう何でもいいからどうにかして！」って追い詰められてるならダメ元で試してみてもいいと思う。

アルージェ スキントラブルケアを購入する

イハダ 薬用ローションとてもしっとり

敏感肌界のプチプラ化粧水

アラントイン*,グリチルリチン酸ジカリウム*,精製水,１，３－ブチレングリコール,濃グリセリン,ジプロピレングリコール,ポリオキシエチレンメチルグルコシド,ポリオキシエチレン（１４）ポリオキシプロピレン（７）ジメチルエーテル,ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油,ジイソステアリン酸ポリグリセリル,トリ２－エチルヘキサン酸グリセリル,クエン酸ナトリウム,エリスリトール,クエン酸,メタリン酸ナトリウム,ピロ亜硫酸ナトリウム,Ｌ－グルタミン酸ナトリウム,常水,ＤＬ－ピロリドンカルボン酸ナトリウム液,ワセリン,塩化カルシウム,塩化マグネシウム,フェノキシエタノール　　*は「有効成分」無表示は「その他の成分」

商品の改良や表示方法の変更などにより、実際の成分と一部異なる場合があります。実際の成分は商品の表示をご覧ください。
引用元：ワタシプラス「イハダ 薬用ローション」

正直、イハダはｄプログラムと同じ資生堂が出してるので、ｄプログラムのプチプラ版というイメージで、初めは1mmも使うつもりなかったんです。

でもdプログラムが合わなくなり、アトピー持ちの友人が、「どうしてもあかんって日はイハダを使ってる」というのを聞き、試しに使ってみたらこれがヒット！

刺激もなく、花粉の時期に朝起きたら顔中痒くて、目もパンパンってときは大判のコットンにこれでもか！とイハダの薬用ローションを染み込ませてコットンパックするとなんとか化粧がのるくらいになります。

白色ワセリンを直接肌に付けると朝は化粧するときにベッタベタで化粧下地やファンデーションが塗りにくいんですが、そんなときのイハダの化粧水を使うと化粧しやすくなります。(ただ、普通の化粧水に慣れてたらベタつきを感じるかも)

トライアルセットなら600円くらいで購入できるので、最近どの化粧水もしっくりこないと悩んでいるなら試してみても損はないと思います。

コスパだけなら無印良品の敏感肌化粧水の方が良いのですが、ｄプログラムを使うようなの肌状態のときには向かないので、やっぱり敏感肌界のプチプラ化粧水はイハダです。

イハダ 薬用ローションとてもしっとりの不満なところ

イハダは高精製ワセリン配合の化粧水と、要はワセリンベースなんですよ。

なので、白色ワセリンを塗ってもどうにもないって肌のときは、イハダの薬用ローションを塗っても意味ないような...って感じがします。

白色ワセリンはボトルごと家に置いてあるくらい愛用していますが、白色ワセリンだけ塗ってもいつでも肌の乾燥が改善するというわけではないんですよね。

刺激もなくて表面だけカサつくときにはいいけど、生理前とか油分が多くなると白色ワセリンでも合わないことがあり、そういうときにイハダを使っても無風。本当に水か？ってくらい無風。

たぶん敏感肌の人の中でも合う人と合わない人が極端に分かれそうな化粧水なので、全力でおすすめはしずらいけど合う人には一生の相棒になるくらいしっくりくると思う。

トライアルセットは600円とかなり安いので一回試してみて合えばラッキーくらいの気持ちで試して欲しい。

イハダのトライアルセットを購入する

そんな全力でおすすめしにくいと言ったイハダでもパウダーは別。もうこれは全敏感肌民に試して欲しい。

敏感肌だと気に入ったファンデーションやパウダーを使うというより、これなら荒れないから仕方なく使っているという場合が多いと思うんですが、イハダのパウダーはもうほんと軽い使い心地で使いやすい。しかも安い‼

花粉の薬買いに行くとドラッグストアで絶対にイハダのスプレーゴリ押しされますが、スプレーすすめるくらいならフェイスパウダーもっとすすめてくれ！って言いたくなるくらいめちゃくちゃいい。

関係ないですが、スプレーならイハダよりdプログラムのアレルバリアミスト派です。イハダのはちょっとアルコール成分がキツイ。

今までパウダーはdプログラムを使っていましたが、イハダのフェイスパウダーはサラサラでとにかく軽い付け心地。

イハダのパウダーを紹介してくれた友人は脂性肌で、私はインナードライ～乾燥肌なので合わないのではないかと心配していましたが、「これだけ顔がサラサラしてたら花粉も顔に付かないだろう」って思うくらいサラっサラになるのに、乾燥することもなくちょうどいい。(でも冬場は向かないかも)

崩れにくいというわけではないんですが、崩れ方がキレイで化粧直しもしやすいし、春～夏は大活躍の一品です。

薬用フェイスプロテクトパウダーを購入する

ちょっと近所に行くときやマスクをしていて軽い化粧で充分というときは、アクセーヌのスーパーサンシールドブライトフィット＋イハダの薬用フェイスプロテクトパウダーで充分外に出られます。

ドゥーエ 化粧水

敏感肌のかかりつけスキンケア

水,BG,グリセリン,キシリトール,PEG-75,PEG-60水添ヒマシ油,クエン酸Na,メタリン酸Na,クエン酸,トコフェロール,フェノキシエタノール
引用元：ワタシプラス「ドゥーエ 化粧水」

敏感肌のかかりつけスキンケアというくらい子供のころから使っている方も多いドゥーエ。

私の友人も「ドゥーエに飽きて他の化粧水も使うけど、ドゥーエをやめたとたん肌荒れするから結局これに戻る」というくらい。

ｄプログラムを使っているけどちょっとべたつく、保湿系化粧水はテカリがでるのが気になるという方はドゥーエ 化粧水のサラサラなテクスチャーは好みだと思う。

はじめて使ったときはチープなパッケージで水のようなサラサラ化粧水のドゥーエを見て「これ大丈夫なんかなぁ」と思いましたが、翌朝起きたらモチモチで「本当にこれ敏感肌向け化粧水なん？」とびっくりしたくらいです。

保湿成分にキシリトールが使われているのも珍しい。

キシリトール
キシロースから合成される糖類の一種で、白樺や樫などの樹木や植物から作られる成分です。

キシリトールは、ガムや歯磨き粉の清涼感がある印象が強いですが、実は肌に対しては保湿成分として知られています。
引用元：ドゥーエ「キシリトールは肌に良いってご存じですか？」

キシリトールは他の保湿成分よりもべたつきを感じることが少ないので、保湿系化粧水でべたつくのが苦手～って方には是非とも試してもらいたい化粧水です。

個人的には化粧水より乳液の方が感動しました。

保湿系、敏感肌向け化粧水でべたつかない、とろみがない化粧水ってあんまりないのでドゥーエの存在は結構貴重な存在です。

元々ｄプログラムが合っていたという方は、ドゥーエも合うんじゃないかな。

敏感肌向けですが、意外とおすすめなのが髭剃りあとに化粧水が沁みるという男性です。

うちの男性陣は資生堂メンのハイドレーティング ローションより、ドゥーエの方が肌が滑らかになって良かったとのことでした。

何件かドラッグストアをはしごしても見つからず、どうやらドゥーエは調剤薬局にしか置いてないらしく、資生堂公式オンラインショップのワタシプラスで購入しました。

欲しいとなったら今すぐ欲しいからお店まで行くのに、敏感肌向けの商品ってネットでしか売ってないことが多いんでしょうね。

ネットでもちゃんとお試しセットを販売してくれているのがありがたい。しかも送料無料なんて。

ドゥーエ 化粧水の不満なところ

保湿ではなく、“保水”に重きを置いているので、肌が弱っている時以外に使うと「ただの水と何が違うんやろう」と思ってしまうくらい低刺激処方で、普通肌のときに使うと全然物足りず白ニキビができてしまうことも。

ｄプログラムは結構使い勝手が良くて、普通肌のときもややゆらぎ肌のときでも使えますが、友人も「レスキュー用のドゥーエ」と呼んでいるだけあって、あくまで肌が弱っているとき用で、使い続けて肌を良くしていきたいという感じで使うものではなかったです。

一部ドラッグストアやオンラインでも販売していますが、店舗で探すとなると調剤薬局併設のところにしか置いていないのでやや買いにくい。

お店まで探しにいくのが面倒な方は、1点から送料無料の資生堂オンラインで購入するのがてっとり早いかと思います。

正直お店で見つけても回転が悪いからかあまり綺麗な状態とも言えないので、通販の方がいいと思う…。(うちが田舎すぎるのかもしれません)

NOV ノブ III フェイス ローションEX

バリア機能に着目した化粧水

有効成分：グリチルリチン酸２Ｋ
その他の成分：水、濃グリセリン、ＢＧ、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、ベタイン、セリン、グリシン、ヒアルロン酸Ｎａ－２、グリセリルグルコシド液、Ｎ－ステアロイルフィトスフィンゴシン、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、スクワラン、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、カルボキシビニルポリマー、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ジエチレントリアミン５酢酸５Ｎａ液、ショ糖脂肪酸エステル、テトラ２－エチルヘキサン酸ペンタエリトリット、ビタミンＥ、モノイソステアリン酸ポリグリセリル、水酸化Ｎａ、フェノキシエタノール
引用元：ノブオンラインショップ「ノブ Ⅲ フェイスローション ＥＸ（白濁とろみタイプ）」

乾燥に悩んでいないときにノブⅢを使用すると「重い！」「あまり良さがわからない」と思うかもしれませんが、もうお肌が終わった...ってときにノブのフェイスローションを使うと「なんて優しい使い心地なんでしょう！」となるから不思議です。

思春期ニキビで悩んでいたときに、おじいちゃん先生の皮膚科でずーっとNOVのアクネローションを勧められるだけで何も変わらなかったことがあり、NOVに良いイメージがなくてずっと避けてたんですがサンプルを貰ったところ「あれ？いいかも」と今ではボトル買いしております。

普段はイブニーズ ローションを使っていますが、ノブ III フェイス ローションEXはちょっとこのままだと肌荒れするかもというときや生理前に使っています。

ノブ III フェイス ローションEXを購入する

NOV ノブ III フェイス ローションEXの不満なところ

濃グリセリン配合で、かなりとろみがあるべたつきがあります。

カラッカラに乾燥しているときや痒くて掻いてしまった肌にはしみないし、優しく包んでくれるような感じで気持ちよく感じますが、そこまで乾燥してないときに使うとただベタつく化粧水にしか思えないかもしれません。

NOVシリーズは、自分の肌の状態に合ったシリーズを使わないと良さがわかりにくいんですよね。

dプログラムの場合、自分の肌状態がよくわからないときはモイストケアかバランスケアを使えばなんとかなることが多いのですが、その点NOVは自分の肌状態に合う化粧水でないと本当の良さがわからないのでそのあたりの見極めが難しい気がします。

アクセーヌ モイストバランスローション

持続型保湿化粧水

水、グリセリン、BG、PEG-40、ヒアルロン酸Na、ベタイン、ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)、PEG-12ジメチコン、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、アクリレーツコポリマー、イソステアリン酸、イソステアリン酸ポリグリセリル-2、オレイン酸PEG-6ソルビタン、ジグリセリン、ジメチコン、ステアロイルグルタミン酸Na、セタノール、ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)、ポリソルベート60、ミリスチン酸オクチルドデシル、トコフェロール、メチルパラベン
引用元：アクセーヌ公式オンラインショップ

芸能人の方も愛用している方が多いアクセーヌ。

私の場合10年以上前に某コスメサイトのテスターに当選したのがきっかけですが、そこから日焼け止めやしみない毛染めとかもう敏感肌のことわかってる‼って品揃えのアクセーヌにハマってしまいました。

夏場でも冬場でも物足りなさを感じることなく1年中使え、「レチノール反応が出たときでもアクセーヌがあれば大丈夫」という方も。

6,000円と一見高く思えますが、360mlと大容量なので実はそんなに高くない。

	1mlあたりの価格	価格	内容量
ｄ プログラム モイストケア　ローション　ＭＢ	約30円	3,740円	125ml
アクセーヌ モイストバランスローション	約16.8円	6,050円	360ml

皮が剝けたり、赤くなってかゆくなるまではいかないけどカサつく乾燥肌、肌がゆらぐという乾燥肌～敏感肌を行ったり来たりしている方にはあると便利な1本でしょう。

モイストバランスローションを購入する

ただ、皮が剝けるくらいガッツリ乾燥で悩んでいる方ならノブⅢやアルージェ、サラサラな化粧水がいいならドゥーエにした方が物足りなさを感じずに済むと思います。

アクセーヌ モイストバランスローションの不満なところ

アクセーヌのモイストバランスローションの悪い評価を見てみると、

• ブツブツができた
• 普通の化粧水と変わらない
• 塗ったあとにべたつく

という意見が多く見られますが、悪い評価を書いている方の多くが雑誌についていたサンプルを使用してのものがほとんどです。

モイストバランスローションは、ゆらぎ肌向けの化粧品のアクセーヌの中でも、【ゆらぎ肌＋乾燥】に悩んでいる方向けの保湿化粧水なので、敏感肌でも乾燥に悩んでいない人には保湿成分が多すぎて肌に合わない、また敏感肌以外の人が使うと普通の化粧水と変わらない、敏感肌でより乾燥に悩んでいる人には合わないという意見になるのは当然かと思います。

敏感肌だからモイストバランスローションが合うに決まってる！と盲目にならず、ご自身の肌状態を見て試してみて合うものを探してみてください。

モイストバランスローションでも合わない人は、同じアクセーヌが出しているもっと敏感肌向けのスキンケアプログラムADしか合わないっていう人もいたり、敏感肌だとちょっとでも合わない成分が入っているとダメなんでしょうね。

私もアクセーヌの日焼け止めスーパーサンシールドブライトフィットは肌に合いますが、同社のスーパーサンシールド ブライトヴェールは肌の調子が良くないときには合わなかったり色々あります。

サラサラのテクスチャーといっても、ｄプログラムとそんな変わりませんが、ノブやアルージェのようなとろみのあるテクスチャーに慣れていると物足りないと感じるかもしれません。

あくまで乾燥肌向きなので、ハリ・ツヤを求める方にはノブL&Wやdプログラムのバイタルアクトのような年齢肌向け化粧水の方がおすすめです。

グリセリンフリーの敏感肌向け化粧水

アベンヌ ウォーター

生後1ヶ月から使える温泉水生まれの化粧水

温泉水,窒素
※商品の改良や表示方法の変更などにより、実際の成分と一部異なる場合があります。実際の成分は商品の表示をご覧ください。
引用元：ワタシプラス「アベンヌ ウオーター」

脱ステしている友人が使っていると聞いて試してみたのがアベンヌ ウオーターでした。

一度使ったことがあり、そのときは水と変わらないような...と思っていた化粧水でしたが、今ではうちの冷蔵庫には絶対に入っている一軍化粧水です。

敏感肌向け化粧水ってもう保湿！保湿！っていうのが多いのですが、アベンヌ ウォーターは温泉水なので保湿というよりも“温泉に入ったあとに何に付けてないのに肌がスベスベする状態”に近いかも。

乾燥以外の敏感肌の人にも使いやすいと思います。

冷蔵庫に入れておいて、お風呂上がりにスプレーするとこれがまあ気持ち気持ち。夏場にはもう最高です。

アベンヌウォーターは一番大きいサイズだと300gとちょっとお試しするには大きすぎるかもしれませんが、資生堂オンラインならお試しにも持ち運びにもちょうど良い50gのサイズもあるので、まずは50gから試してみてください。

お得なのは300gですが、50gなら700円ちょっととお試しするのには量的にもお値段的にもちょうど良いんですよ。

アベンヌウォーターはグリセリンフリーなので、保湿系の化粧水をちょっとでも使うとブツブツができるという方には一度試してみて欲しい化粧水です。

保湿系化粧水を使ってブツブツができたことがあるという方は、今まで使ってみて問題なかった化粧水にグリセリンが入っているかどうか確認してみてください。

グリセリンがアクネ菌の増殖率を高めるという研究結果も出ていて、最近ではグリセリンフリーの化粧水も増えています。

各種保湿剤がアクネ菌の栄養源となりうるのかを検討するために、保湿剤をアクネ菌に与えてその増殖率を測定しました。
グリセリン、D(+)-グルコース、D-ソルビトールは高い資化性を示し、特にグリセリンは通常の増加率よりも約4倍の増殖を示しました。
引用元：【研究調査】化粧品でアクネ菌が増える？

リニューアル前のむかしーの水色やピンクのパッケージの肌水が合っていたという方は、アベンヌ ウォーターのようなグリセリンフリーのものが肌に合いやすいかもしれません。

一度アベンヌウォーターを使ってみたけど合わなかったけど、グリセリンフリーの化粧水が気になるという方は

1. 松山油脂のMマーク アミノ酸浸透水
2. セザンヌのドクダミ化粧水

この2つの化粧水もグリセリンフリーでおすすめです。

アベンヌ ウォーターの不満なところ

しみたりかゆくなったりしないので色んな場面で重宝していますが、冬場やひび割れ肌のときにはちょっとこれ単体では足りないので導入化粧水のように使っています。

お風呂上がりにシューっと一振りしてから、いつものお手入れをするだけで翌朝のモチモチ具合が変わります。

実は手荒れしているときにも使えるんです。

ハンドクリームを塗る前に、アベンヌウォーターをシュッとかけて手にかけてからハンドクリームを付けると、ただハンドクリームを塗っただけのときとは違う。

冬場のカサカサしておばあちゃんの手みたいになっているときや、指が切れるくらい荒れているときに尿素系ハンドクリームでもダメだったって人にこそ、アベンヌウォーターとアベンヌの薬用ハンドクリームと一緒に使ってみて欲しい。

安心して指を動かせるようになるからもう冬場は手放せなくなります。

私の場合アベンヌウォーターは肌に合っているようですが、温泉水なのでどうしても合わないという人もいるので、はじめて使うときは1番小さい50gのボトルから試されることをおすすめします。

これは物足りなかった

ゆらぎ肌のときにはどれも使いやすい化粧水なんですが、ゆらいでややかさつきが出たときに使うようなのかなぁって感じで花粉とじんましんに悩む超絶敏感肌×超絶乾燥肌の時期には物足りなさがありました。

商品名	理由	価格
無印良品 化粧水 敏感肌用 しっとりタイプ 200mL	荒れているときにはしみた	580円
エトヴォス アルティモイストローション	エトヴォスの石鹼で落ちるアイシャドウが気に入ったので期待してたけど 惜しい感じ。とろみがあるけど朝にはやや乾燥ぎみに	1,490円(トライアルセット)
ミノンアミノモイスト 150ml	とろみはあるけど表面だけで	1,600円
キュレル フェイスケアしっとり化粧水	物足りなかった...泡洗顔は忙しい朝に使いやすくて好き	1,045円(トライアルセット)
オルビスユーエッセンスローション	オルビスの美白美容液が良かったから期待してたけど 時間が経つとカサついてきた	980円(トライアルセット)

軽く乾燥してるかなという方ならどれもお手頃価格なので、気になるものがあれば試してみる価値はあると思います。

この記事で紹介している化粧水一覧

資生堂の敏感肌向けブランドは、イブニーズ、ｄプログラム、イハダ、ドゥーエ、アベンヌと色々あるので、だいたいどれかは合うことが多いんですが、どうしても資生堂製品自体合わないという人もいます。

私も外資系CとかDを使うと一瞬で肌が終わるので気持ちはわかります。

今までｄプログラムやイハダ、ドゥーエ、アベンヌと試してみたけど。どれも合わなかったという人はアルージェやノブ、アクセーヌを試してみてはいかがでしょうか。

この肌の状態のときはこれ！って紹介出来ればいいんですが、敏感肌の人は特に肌荒れの理由がみんなそれぞれ違うので、パッチテストして合うかどうか個人で見極めるしかないんですよね...。

ただ、敏感肌向け化粧品はどのブランドも敏感肌の気持ちをよーくわかってくれているので、最初からボトル買いせずにトライアルセットからはじめてみてください。

1,000円前後で1週間～10日分くらい入っているので合う合わないの判断するにはちょうど良い量と価格かな。(できれば3週間サイズ出して欲しいけど)

どの敏感肌向け化粧水にも言えることですが、悪い評価にはだいたい「水と変わらない」という意見は多いんですが(というか私にもそう思ってしまう化粧水がありますが)、私の経験上

1. 元々肌に合っていない
2. その時の肌の状態がそこまで弱っていなかった
3. その時の肌の状態には力不足だった

とこの3パターンに分けられることが多く、過去に酷評した化粧水でも数年後使ってみたら良かったとか結構あります。

dプログラムもしみるしかゆくなって一時はもう一生使えないのかと思っていましたが、花粉の時期でなければ普通に使えました。(捨てないでよかった)

敏感肌の宿命かもしれませんが、自分の肌状態を見極めながら上手く化粧水を使い分けていくしかないようです。いやだけど。

この記事をきっかけに、敏感肌でも使える最高の化粧水に出会えたら幸いです。