沖縄で使用禁止の日焼け止めは?サンゴ礁にも安心な日焼け止め7選

『「沖縄 日焼け止め」って検索すると「沖縄 日焼け止め 禁止」って出てくる』
「沖縄ではサンゴ礁のために日焼け止めが使えないって本当?」

沖縄へ行く前に日焼けについて調べていると、使用禁止の日焼け止めがあるような記事がいっぱい出てきて困惑しますよね。

もうアネッサアリーのような海やプールでも使える強力な日焼け止めを買ったのに沖縄では使えないの?なんて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

この記事を読めば、沖縄へ行っても安心して使用できる日焼け止めがわかります!

【絶対焼けたくない人必見】3回沖縄に行っても焼けなかった最強の日焼け止めを知りたい方はこちら。

強力な日焼け止めは沖縄で使用できるのか?

写真のような綺麗な海ですが、紫外線もかなり強い沖縄。

沖縄の紫外線の強さは、本土の1.5~2倍。

それだけ紫外線が強いとやはり心配なのは”日焼け”です。

沖縄へ行くほとんどの人が強力な日焼け止め「アネッサ」や「アリー」を購入しているのではないでしょうか。

しかし、検索してみると「沖縄 日焼け止め 禁止」という検索ワードも出てきたりして、本当に沖縄で使っていいのか不安になりますよね。

安心してください。強力な日焼け止めも沖縄で使用できます。

ただ、パラオやハワイでは一部の日焼け止めの使用を禁止されているので、数年後は沖縄でも同じようなことが起こるかもしれません。

なぜ「沖縄 日焼け止め 禁止 」という検索ワードが出てくるのか?

沖縄ではサンゴ礁が減っていることを知っていますか?

日焼け止めに入っている成分が原因でサンゴ礁は白化して死んでしまうこともあるんです。

サンゴ礁や海洋生物を守るためにハワイや、パラオ、カリブ海など世界中の綺麗なビーチでは、使用を禁止されている日焼け止めがあります。

そのため沖縄でも使用禁止の日焼け止めがあると思われて、検索ワードでも出てくるようになったんでしょう。

修学旅行で沖縄に行ってシュノーケリングをする予定ですが、「日焼け止めは海が汚れるから持っていくな」と先生に言われましたがどうすればいいのでしょうかという質問見かけましたが、絶対に日焼け止めは使いましょう。

沖縄の海で1日中遊ぶのに、ラッシュガードも日焼け止めもなしで行ったら、最悪の場合水ぶくれができるくらいひどい日焼けになることもあります。

それでなくても過度に日光にあたると皮膚がんの原因になると言われているのに。私が保護者なら絶対に先生に直談判してしまうくらい日焼け止めを塗るな!なんてありえない話です。

日光に過度にあたると、皮膚に悪影響を与える、と考えられるようになっています。
紫外線に当たり過ぎると肌の老化をすすめ、皮膚がんの原因にもなることが分かってきたからです。
引用元:総合南東北病院「日焼けにご注意」

沖縄県民の方でも「海に泳ぎに行くのに、日焼け止めを塗ってないなんで絶対ありえない」と言われるくらいなので、日焼け止めを塗らないなんてあり得ません。

沖縄で使える日焼け止めはどれ?

2023年7月現在、全ての日焼け止めが沖縄で使用可能です。

沖縄の海で遊ぶけど、今の肌色をキープしたいと思っているならスポーツ選手も愛用する「パーフェクト UVプロテクション H」がおすすめです。

デパコス~エステ系、ドラストの日焼け止めを試してきましたが、屋外で使う日焼け止めでこれ以上のものにまだ出会ったことがない。

ウォーターリーベースなので日焼け止め特有のツッパリ感もなく白浮きもせず、海に行ったり、屋外テニスをしても白肌をキープしたい私には絶対にかかせない1本です。

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ただ、サンゴ礁や海洋生物のことを思うのであれば海や環境に優しい日焼け止めを使いましょう。

ビーチでの使用規制成分に配慮した「ビーチフレンドリー処方」にリニューアルされたアリーや、世界のビーチで使用が禁止されている紫外線吸収剤無配合の敏感肌向け日焼け止めドゥーエにしておきましょう。

海や環境に優しい日焼け止めはどういうものなの?

実際に世界のビーチで使用が禁止されている日焼け止めの成分は「紫外線吸収剤」というものです。

2021年1月1日よりハワイで使用禁止
《紫外線吸収剤》

  • オキシベンゾン
  • オクチノキサート

を含む日焼け止め

海や環境に優しい日焼け止めを選ぶときのポイントは、「オキシベンゾン 」「オクチノキサート」といった紫外線吸収剤が入っていないものを選びましょう。

既にサンゴ礁のために優しい日焼け止めも沖縄で広まりつつあり、日本で販売されている日焼け止めも「オキシベンゾン」と「オクチノキサート」を使用しないような取り組みをされております。

2023年現在販売されているアネッサやアリーの成分表を確認しても、該当する成分は使用されておりません。

オキシベンゾン-3は、WHOでは成長や免疫機能に影響を与える内分泌かく乱物質ではないと定義されています。しかし欧州では内分泌かく乱物質の懸念がある成分として安全性調査が継続されています。
また、海洋中でのサンゴへの影響について研究者の間で議論されており、日焼け止めが主目的のオキシベンゾン-3を含む製品については2018年7月ハワイ州では販売が禁止され、パラオやタイ国立公園においては、レジャー用途での使用が禁止されました。
引用元:資生堂「オキシベンゾン-3」

ただ、最近コーセーが発表した研究で7種の紫外線防御剤はサンゴの成育に影響を及ぼさないという結果が出ています。

メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(オクチノキサート)、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、ポリシリコーン-15、オキシベンゾン-3、酸化亜鉛、酸化チタンの日やけ止めに汎用される7種の紫外線防御剤は環境濃度において、サンゴの成育に影響は及ぼさないことが確認できた。

引用元:週刊粧業 2022年2月22日の掲載記事より

このまま研究が進めば、日本国内で使用禁止の日焼け止めが出てくることはないかもしれませんね。

サンゴ礁にも安心!海で使える日焼け止め7選

海で焼けたくない!でも、環境にも優しい日焼け止めが欲しい方という方におすすめの日焼け止めを紹介します。

海にも肌にも優しいで~

アリー

  • SPF50+ PA++++
  • ビーチフレンド処方
  • ジェルタイプで使いやすい
  • 石鹼で落とせる

1番購入しやすく、ジェルタイプなので老若男女問わず使いやすい日焼け止めでしょう。

ただ、私の場合は汗をかくと目に沁みるので顔には使えませんでした。

あとアリーはビーチフレンド処方になってから、汗でとれやすくなったので沖縄で使うのであれば、絶対にこまめに塗り直しましょう。

アクセーヌ

  • SPF50+ PA++++
  • ウォータープルーフ
  • 紫外線吸収剤を使わないノンケミカルタイプ
  • 洗顔料で簡単に落せる

敏感肌で沖縄の海でも使える日焼け止めをお探しならアクセーヌか、ドゥーエがおすすめです。

私だけかもしれませんが、敏感肌だと日焼け止めが合わないと塗った瞬間に痒くなったり、出来物ができたり色々ありません?

アクセーヌやドゥーエはそういう不安がなく、安心して使える塗っても重く感じない日焼け止めです。

どちらも海や環境に優しい紫外線吸収剤を使わないノンケミカルタイプなのに、普通の日焼け止めと遜色ない働きをしてくれます。

ドゥーエの方が安いのでおすすめしたいところですが、アクセーヌの方が艶が出て肌も綺麗に見え、ウォータープルーフなので沖縄には持ってこいの日焼け止めです。

サーファーズダイアン

  • SPF50+ PA++++
  • ウォータープルーフ
  • 紫外線吸収剤不使用
  • 洗顔料で簡単に落せる
  • お手頃価格(いつの間にか転売価格に...)

以前は1,000円台で購入できたので、プチプラの中ではおすすめだったんですがいつの間にか転売価格になってました。

これ結構つっぱるんですよ。

1,000円台ならまあ安いからちょっとくらいつっぱるのも仕方ないと思えるのですが、正直2,000円以上出すならアリーアクセーヌの方が沖縄から帰ったあとでも使いやすいと思います。

アロベビー

  • SPF30 PA+++
  • ウォータープルーフ
  • 紫外線吸収剤不使用
  • 洗顔料で簡単に落せる
  • 100%天然由来成分・無添加・国産オーガニック 
  • 新生児から使用できる

新生児から使える日焼け止めを探しているのであれば、アロベビーでしょう。

クリームタイプの日焼け止めもありますが、塗ろうとするといやややぁって逃げ出す子供には、ミストタイプの方が塗りやすいかも。

いやママに塗る暇がないから、ミストタイプが良かったんや。(思い出した大変な日々)



ニールズヤード

  • SPF30 PA+++
  • 紫外線吸収剤不使用
  • 洗顔料で簡単に落せる
  • 1歳以上のお子様から使用できる

オーガニックコスメで有名なニールズヤードも日焼け止めがあるんです。

さすがオーガニックコスメの老舗だけあり、「海を守る日焼け止め」と環境にも配慮されています。

白浮きしやすいのがちょっとマイナスですが、日焼け止めなのにアロマの香りがするのが◎。

普段からアロマパルスとか使ってる人なら絶対好きな香りだと思う。

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ベルディオ(メンターム)

  • SPF30 PA+++
  • 紫外線吸収剤フリー
  • 石鹼で落とせる
  • 子どもにも使える
  • プチプラ

サーファーズダイアンの日焼け止めが1,000円台で購入できたときは断然そっちがおすすめだったんですが、何故か転売価格になってしまい...。

プチプラの中の日焼け止めの中では、沖縄の海にも安心な紫外線吸収剤フリーのベンティオが1番おすすめです。

SPF30なのでこまめに塗り直す必要はありますが、1,000円でお釣りがでて子どもにも使えるなら充分です。

キュレル

  • SPF50+ PA+++
  • 紫外線吸収剤無配合
  • 乾燥性敏感肌を考えた低刺激設計
  • 赤ちゃんのデリケートな肌にも使用可

1,000円台で敏感肌にも使え、SPF50+、紫外線吸収剤無配合ということなしの日焼け止め!

ただ、注意して欲しいことが1つあります。

白浮きすごい!

これ平成初期のワンコインで買えた日焼け止めかってくらい白浮きが目立ちます。

現地の人に「チョンダラーでもするの?」って言われたくらい。(チョンダラーはバカ殿みたいに白塗りした人とお考えください)

白浮きなんて気にならないという方にはおすすめなんですけどね。

【惜しい】雪肌精

  • SPF50+ PA++++
  • 海水イオンシールド成分配合で環境にも配慮した処方
  • スーパーウォータープルーフとレジャー向き
  • ジェルタイプなのでベタつかない

紫外線吸収剤が使用されていますが、サンゴへの優しさも追求した海水イオンシールド成分配合で環境にも配慮*¹されていますので、沖縄の海でも安心して使用できます。

白浮きしてベタベタする日焼け止めが苦手な方でも使いやすいジェルタイプなのに、スーパーウォータープルーフなので紫外線吸収剤が使用されていてもおすすめしたい1本です。

*¹...コーセーNEWS RELEASE「日やけ止め剤型にて製品がサンゴ成育に与える影響の評価法を確立

まとめ

2023年7月現在、沖縄ではすべての日焼け止めが使用可能です。

アネッサアリーのような定番の日焼け止めから、スポーツ選手も愛用するパーフェクト UVプロテクション Hも沖縄の海で使うことができます。

パーフェクト UVプロテクション H

ただ、サンゴ礁や海洋生物のことを思うのであれば紫外線吸収剤が入っていない日焼け止めがおすすめです。

海で泳ぐ際や汗をかきやすい時期には、出来ればウォータープルーフ配合の日焼け止めを選びましょう。

沖縄で日焼け止めを付けないと、とんでもないことになるので、環境のために日焼け止めを付けないというのは絶対にやめておきましょう。

絶対に焼けたくない方におすすめの日焼け止めは、こちらの記事で紹介しているのでよかったら参考にしてみてください。