南紀白浜 浜千鳥の湯 海舟の離れ平屋「浜真砂」に宿泊してきました

海舟には、1年ぶり2度目の訪問です。

前回宿泊した際に

  1. スタッフさんの質が良い
  2. お料理が美味しい
  3. 3つの貸切風呂が無料
  4. お風呂上がりのアイスキャンディーとヤクルトの無料サービス
  5. 夜食の夜泣きそばの提供(こちらも無料)

この5点が気に入り、海舟へ再訪することに。

露天風呂付きのお部屋を予約しましたが、チェックイン時に追加料金で離れに変更というオファーがあり旦那さんが出血大サービスで離れをとってくれました‼︎

海舟で、晩御飯をいただいたときの記事はこちら

本館の露天風呂付き客室を予約してましたが、追加で4万円ほどで離れにしていただきました。

後日、楽天トラベルで確認すると正規料金よりも1、2万円ほど安く泊まれたようです。ありがたや~。

正面玄関


こちらが駐車場からの正面入り口。

駐車場ははとても広く、車も停めやすいです。

お庭


駐車場からホテルへ行く間には、素敵なお庭があります。


ホテルまで歩くと言っても、300mくらいあるかな?くらいです。

私が行ったときには、駐車場でホテルの方のお迎えなどありませんでした。

1泊1万円で宿泊した白浜古賀の井リゾート&スパでも、駐車場までお迎えや誘導してくださる方がいたのに海舟ではなかったのはちょっと残念でした。

本館


お庭を歩いて行くと入り口があります。

15時前に入ってもチェックイン待ちの宿泊客で大混雑していて10分くらい待ちました。

前回来た時も同じくらい待ちがありましたが、1年経っても改善されていないようです。

最近の口コミを見てもチェックイン時に待つと書かれていました。

チェックインの待ち時間があるのは仕方ないと思うのですが、チェックインの順番が入ってきた順でなく、手が空いたスタッフさんが適当に声をかけた人から対応していくので順番が前後したりあまりいい気分ではないです。

ホテルに入ったらとにかく従業員の方にチェックイン待ちアピールした方がいいですよ。

チェックインするまで前回も同じような対応だったことをすっかり忘れておりました。

前回も今回も、結局後から来た2~3組の方が先にチェックインしているのを待つ羽目になりました。

お安いお宿ではないですし、同じような価格帯のホテルや旅館でこのようなことはないのでここは改善していただきたいですね。

海舟の離れ ~浜真砂 まさご~


海舟の離れには、平屋タイプのお部屋とメゾネットタイプのお部屋があり、今回宿泊する離れのお部屋は平屋タイプの"浜真砂"です。

玄関


先ほど紹介した本館を通り抜けて、海側に向かって少し歩くと離れのお部屋に到着しました。

この日は少し雨が降っていたのですが、食事や貸切温泉は本館へ行く必要があるのでちょっと移動が面倒くさいなあと思ってしまいました。

本館はバリアフリーでエレベーターもあるので安心ですが、離れまでの道は、なだらかな下り坂で雨で少しでも濡れていると滑りそうで恐かったです。

年配の方や足が悪い方と一緒に宿泊するなら、離れはおすすめしません。

リビング

天井が高く、とても開放感のあるお部屋で、リビング中央に置かれているソファーは「このままぐっすり寝れそう」というくらい大きくて座り心地が良かったです。

宿泊した日は3月のまだ肌寒い日で、外はかなり強風で寒かったのですがお部屋の中はとても暖かく快適でした。

ちょっとフローリングの古さと傷が気になりました

前回宿泊したときも気になりましたが、フローリングだけではなく、ホテル館内もちょっと古さとお手入れが行き届いてない部分があって気になりました。

冷蔵庫

冷蔵庫の中には、飲み物が用意されていますが空きがあるので飲み物を持ち込んでも冷やすスペースがあります。

海舟からコンビニまでは遠く、離れだと本館まで飲み物を買いに行く必要があるのでチェックイン前に近くのスーパーやコンビニで飲み物を買って行かれることをおすすめします。

飲み物

  • 味皇 桃
  • 有田みかんジュース
  • 梅の果実水
  • アサヒビール

上記の飲み物が各2本ずつ入っており、冷蔵庫内のドリンクは全て無料でした。

1番左に映っている味皇(あじおう)は和歌山の桃の果汁を絞って50%使用しているというジュースで、楽天でも販売されており、評価も高い人気商品です。

個人的に「濃厚な桃缶の味がするジュースやなぁ」という感想で、飲んでいる途中で少し喉が渇くかも?というくらい濃厚でした。

お部屋に用意されている飲み物の中でも1番おすすめなのは、海舟のウエルカムドリンクにも使用されている梅の果実水です。

この梅ジュースはほのかに梅味でさっぱりしてほんとに美味しいんです。

スポーツ飲料のような爽快感があり、お風呂上がりに飲むと幸せを感じます。

1本150円くらいで海舟の売店や白浜周辺のお土産屋さんで購入できます。

お茶セット

お茶セットが用意されていますが、自分で淹れる必要があります。

離れに宿泊したし、旅館みたいにお茶を淹れてもらえるのかなと思いましたが、そういうサービスはありませんでした。

最中が用意されていました。

部屋からの景色


すぐそばに海が見えます。視界を遮る建物もないので、オーシャンビューが楽しめます。

一面ガラス張りなので、夜はカーテンを閉めないと灯りに虫が寄ってくるので注意してください。

露天風呂


海舟の離れには、源泉かけ流しの露天風呂があります。

バルコニーの広さの割には、ちょっと小さい気もしましたが大人2人で入っても充分余裕がありました。

3月の夜はダウンジャケットが必要なくらいの寒さで、お湯もすぐ冷めてしまい海風も強く1時間以上浸かっていても温まりませんでした。

そんなに浸かるつもりはなかったのですが、寒すぎてお風呂から出ることができないくらいでした。(何のために温泉に入ってるんや...)

冬場の露天風呂に入る際は、湯船に浸かってから髪を洗うことをオススメします。

髪が濡れていると、風が吹くたびに拷問されてんのかな?って思うくらい頭が冷えました。

何も考えずに全身洗ってから湯船に向かい後悔しました。

旦那は、そんな私を見て身体だけ洗って露天風呂に入り冷えることなく湯船を楽しめたようです。

翌朝の露天風呂は水のような冷たさになっており、そのことに気づかないまま湯船に浸かろうとした旦那は「ぎゃああああ」と叫んでいました。

これから海舟の離れに宿泊される予定の方は、露天風呂の温度を確認してから湯船に浸かりましょう。

ベッドルーム


本館の和室とほとんど同じような造りで、たぶんベッドも同じだと思います。

テラス


広々としたテラスです。訪問したのは3月でしたが、かなり寒くてゆっくりくつろぐにはまだ早かったです。ほとんどここに座ってゆっくりすることはありませんでした。

春秋なら、こちらでゆっくり海風に当たりながら過ごすのもよさそうです。

シャワールーム

露天風呂の手前にシャワールームがあります。

客室内にバスタブはありません。

室内でゆっくりお風呂に入りたい方は、大浴場へ行く必要があります。

洗面台


洗面台の作りも、アメニティも本館の客室と同じでした。

アメニティ


アメニティの種類は少ないので、自分で持ってきたほうが良さそうです。

化粧水、乳液は可もなく不可もなくという使い心地です。

せっかくの離れなので、本館の部屋との違いを出してアメニティを変えるかパウチタイプで有名ブランドのものとか置いてて欲しかったなあ。

トイレ


お部屋の玄関入ってすぐにあります。

お部屋は暖房が効いてますが、トイレは暖房が効かず外に近いので冷えました。

まとめ

2度目の海舟の宿泊でしたが、前回が90点だとしたら今回は70点くらいでした。

前回宿泊した本館の客室と違うことと言ったら、お部屋が広くなったくらいで部屋食にしてもらえるわけでもないのに本館の客室より+4万円は満足度低いかなあ。

本館の露天風呂付客室の方が食事や夜食の移動も楽ですし、値段相応の満足感がありましたが離れは割高にしか感じませんでした。

正直、同じドーミーイン系列の御宿野乃の方が満足度高いかもしれません...。

海舟の離れと同じ値段を出すなら、

客室露天風呂付きで部屋食もしくは個室食のある上記のホテルや旅館の方が海舟よりも料理が美味しくて、接客も良くておすすめですが、白浜で露天風呂付き客室があって満足度の高いホテルは海舟しかありません。

白浜マリオットだとお部屋に露天風呂はないですし、名前は出しませんが海舟と同じ価格帯で露天風呂付き客室がある白浜のホテルはまるでラ〇ホみたいな内装で、正直他に選択肢があまりありません。

安いのに値段以上の満足感があるホテルなら白浜にはいっぱいあるんですが、高い価格帯のホテルになると他県に比べて微妙なところが多い気がします。

《白浜リピーターに聞いたホテルの選び方》

  • 海舟の離れを何度のリピートしている方…「子供連れだと、海舟の離れは周りを気にしなくて良いので白浜だと海舟一択」
  • 夫婦や友人と頻繫に白浜へ宿泊する方…「同じ価格なら海舟の離れよりもホテル川久のカワキュウスイートの方が満足度は高い」

次回、白浜へ宿泊することがあればホテル川久のカワキュウスイートか、海舟本館の露天風呂付き客室に宿泊すると思います。